チャイナが「香港国家安全維持法」を可決

全国人民代表大会常務委員会は、6月30日、香港国家安全維持法を可決した。

この立法により、中国共産党(Chinese Communist Party)は以下のことを明言したことになる;

  • チャイナは、1984年12月19日に英国とチャイナの間で調印し1985年6月12日国際連合事務局で登録・発効した英中共同声明での約束を反故にする。
  • チャイナは、2020年6月18日に出されたG7声明を無視する。
  • チャイナは、自由も民主主義も重視しない。

中国共産党は、世界がチャイナに従うべきであって、チャイナは国際社会のやり方には従わない、と言っているわけである。さらに言えば、チャイナは米国と英国の面目を完膚なきまでに失わせた。

香港の民主化運動のリーダーとして著名な黄之鋒(ウォン・ジーフン、英語名ジョシュア・ウォン)氏は制定の報道を受け、民主派政党「香港衆志(デモシスト)」を離脱すると発表。周庭(アグネス・チョウ)氏や羅冠聰(ネイサン・ロー)氏もこれに続いた。

https://www.bbc.com/japanese/53231088

文責:四々縦七

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