820万人が蔡英文氏を選択、台湾総統選

2019年6月16日に香港であのデモに参加した200万人の人々に続いて、自由と民主主義を支持する820万人の人々が、2020年1月11日に台湾で、中国に「NO」を突きつけた。

台湾の蔡英文総統は再選を果たしたが、総統選での主要な争点は台湾とチャイナの関係をどうするかであった。

昨夏の世論調査によれば、蔡英文総統の支持率は僅か33%程度であった。皮肉なことに、彼女の支持率回復に最大の貢献をしたのはチャイナの習近平国家主席だったことになる。

6割弱の人々が自由で民主的で独立した台湾を選んだのだ。もし反対の結果であったら、日本は東アジアで唯一の国際法、自由主義、民主主義に価値を置く味方を失っていたところであった。チャイナへの抵抗は続いている。

蔡総統は記者会見で、「台湾は世界に対して、我々が自分たちの自由民主主義的な生き方をどれほど大切にし、自分たちの国をどれほど大切にしているかを示している」と述べた。

中国政府は1949年の分断以来、台湾での主権を主張。台湾は最終的に中国と統一されなければならず、必要であれば武力行使を辞さないとしている。

https://www.bbc.com/japanese/51087200

文責:四々縦七

related articles

  1. China has passed a national security law for Hong Kong

  2. 香港に関するG7外相声明

  3. 李登輝元総統が死去

  4. 「一国二制度」の原則はまったく機能しない

  5. 台湾が200万枚のマスクを日本に寄贈

  6. 台湾から日本への義援金250億円